巨人―ヤクルトの2016年開幕戦で感じた2つの違和感
独自目線を売り物にしたい黒柴スポーツ新聞だが、さすがに今回はプロ野球開幕で行く。なお、お知らせだが思うところあって数日前からFacebookとの連携はやめた。表向きの理由ではあるが純粋にブログだけでどれくらい読者を、アクセスを獲得できるのかにチャレンジしてみたい。これは弱小メディアである黒柴スポーツ新聞にとっては正直ハードルが高い。フェイスブック経由でお越しの方はブログに直接来ていただかないといけなくなるが、来てみようかなと思っていただける作品づくりを心掛けるので、より一層の応援よろしくお願いいたします。
なお創刊3か月でよく言われたことが「毎日は大変だろう」。それはやめとけよというニュアンスではなくがんばれよ的な。確かに時間との戦いである。残業をした場合は書く時間が少なくなってしまう。しかしテキトーなこともできない。それどころか書いて乗ってきたら何千文字も書いてしまう。「書くの、ほんと好きやな」と優しく言ってくれた先輩もいるが、本当にそうなのだ。好きこそものの上手なれ。上手かどうかは別としてこれが継続の原動力であることは間違いない。
そしてこれまたおことわりだが、本紙編集局長は整理が追いつかなくなった野球カードの収集自体は止めている。よって記事に登場する選手のカードは現役選手の場合ないことが多い。関連のカードとして懐かしい選手を引っ張りださざるをえないのでご了承いただきたい。ま、そのほうがいわゆる速報メディアとの差別化がはかれていいかもしれない。というわけでさくっと書くが高橋由伸監督は初陣を飾り、菅野智之は斎藤雅樹以来の開幕戦3年連続勝利だった。
今年もまた地上波とラジオをフル活用しての野球観戦ゆえ、開幕の日は日テレで巨人ーヤクルトを見た。開幕投手は菅野智之と小川泰弘。7回裏、クルーズの打球はフェンス上部のミニフェンスに当たり惜しくも2塁打に。リプレーを見ると ファンのグローブにも当たっているように見えた。その後作ったチャンスで小林誠司が会心のタイムリーヒット。菅野を援護した。それまで0-1だったのだがヤクルトは小川から秋吉亮にスイッチしていた。開幕試合は独特とはいえ一時代前なら小川の交代はない。なぜなら開幕投手はそのシーズンをこの人を軸に行くという顔見せ興行なのだから。0-1ならまだひっくりかえせるチャンスはある。
巨人は3-0としたうえで菅野をマシソンに代えた。これにも違和感がある。一昔前なら続投だ。菅野の2016年テーマは「圧倒」らしい。その印象を与える絶好のチャンスである。しかし今度は山田哲人がマシソンを打ち、センターのフェンス上部のミニフェンス付近に当ててまたリプレー検証の結果2塁打になった。開幕戦で早くも判明したがこのミニフェンスは今後数々の疑惑を生むに決まっている。2015年シーズンに広島のクライマックス進出を打ち砕いたホームランの誤審の反省が生かされていない。どうせフェンスを作るならこれみよがしの川崎球場くらい見上げるもの作れば疑惑は生まれないのに。
投手分業制はすっかり確立しエースにはなれないものの味のある中継ぎや抑えにも日が当たるようになったことは喜ばしいが、すぐにピッチャーを代えすぎの気がする。そこそこのピンチを乗り越えてこそ付く地力もある。こう書くと本紙編集局長もまだまだ古いなとわがことながら思うが、読者の皆さんの感想はいかがだろうか。たとえ打たれても、打たれて初めて分かること、後悔を次に生かす、次にやり返す、そういうプラスの面もあると思うのだが。そうやって過去の投手は骨太になっていったように思えて仕方ない。それに何度も書くがやはり開幕戦で0-1なのだから9回まで菅野と小川の投げ合いが見たかった。二人ともそう思わせる投手なのだから。
さて、ずっと読んでいただいている読者の方からアドバイスをいただいた。「カードのコレクションをもっと生かせばもっとブログを見てもらえるのでは」。なるほどなと思った。だが本紙としてはただ単にレアなカードを「こんなの持ってんだぞ」と見せるだけでは芸がない。いわゆる激レアという意味(もちろん珍しいカードはあるが)ではなくぜひご紹介したいというカードをセレクトして披露していくことにする。題して「きょうの1枚」(そのまんま)。ブログの最後にぴらっと添付しますので毎日お楽しみに。記念すべき第1回目はこれ。
開幕投手と言えばこの人、山田久志。かっこいい…。横のマスコット「ブレービー」の存在感もあってお気に入りの1枚です。関連記事も張りつけときます。
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