黒柴スポーツ新聞

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美しき由伸監督

延び延びで見ていなかった、高橋由伸引退セレモニーの録画を見た。

18年の現役生活を振り返る映像を見て、思う。
由伸は美しかった。


バッティングフォームしかり。
打球が描く放物線しかり。
ついでに言えば、黒いストッキングを見せるユニフォーム姿も。


シーズン終了直後は由伸引退を受け入れられなかったが、いまこうして見ると、思う。
来季の巨人監督は彼しかいない。


初球から勝負する積極性。
真骨頂は開幕戦初球を放り込んだ一発だ。
チームを勢い付けたことは言うまでもない。

もう一つ忘れられないのは2013年日本シリーズ第6戦。
そこまで公式戦とポストシーズン26戦無敗だった楽天・田中から決勝タイムリーを放った。
マー君を止めるとはさすがの一言に尽きる。
ツーナッシングだったし、一球落としておけば…と言うのは野暮か。
それとも真っ向勝負の田中の性格を見切った一打だったのか。
いずれにしても捉えたのはさすが。
結果的に第7戦で楽天が勝ったから良かったものの、巨人が優勝していたらファンや評論家から相当突っ込まれた一球となったことだろう。
ノムさんは当日のスポーツ番組で指摘していたが、当然であろう。

巨人の監督とは簡単な道のりではあるまい。
しかし、あの由伸なら…
ぜひ自身の手で若き戦力を育て上げ、再び強い巨人を作ってほしい。