黒柴スポーツ新聞

ニュース編集者が野球を中心に、心に残るシーンやプレーヤーから生きるヒントを探ります。

余計なお世話の年俸論

内海の年俸4億円は妥当か

2015年のプロ野球界を盛り上げた2人と言えば、ソフトバンクの柳田悠岐とヤクルトの山田哲人。

年俸は推定で、それぞれ2億7000万円と2億2000万円。

大幅アップだが、それに見合う成績だ。

 

一方で、残念ながら高すぎではと思ってしまう選手もいる。

もちろんこれは結果論だが、プロは結果がすべてとも言える。

というわけで、今回は年俸4億円選手の話題。

徐々に明かしていくつもりではあるが、黒柴スポーツ新聞の編集局長はソフトバンクと巨人のファンである。

だからこそ言いたい。

 

摂津の4億円は妥当。

内海の4億円は高い。

 

摂津は5年連続2ケタ

ソフトバンクは武田が台頭したため彼がエース格とされる向きがあるが、まだまだエースの風格はない。

成績が下降線ではあるが、投手の軸は摂津である。

5年連続2ケタ勝利。

これだけで十分な実績だ。

斉藤和巳も一時代を築いたが、後を継いだエースは摂津といってもよい。

昔のエースは15勝が最低ラインだった(と個人的に思っている)が、近年は10勝が現実的な線ではなかろうか。

そういう意味では摂津は結果を出し続けている。

内海は7勝、2勝

一方の内海。

前述の「最低ライン」で言えば、2010年から4年連続2ケタ勝利。

これは立派だ。

しかし、14年は7勝。15年に至っては2勝である。

V逸の責任は菅野が背負い込んでいる感があるが、内海、杉内という実力者が離脱した事実は大きい。

先月の「すぽると」でもエモやんが言っていた。

「いい時は上げればいい。でも、だめな時は下げなきゃ」

正論である。

その点、杉内は出来高含みではあるが大幅減俸を申し出ている。

これぞエースの品格である。

年俸は積み上げてきた実績の集大成的な意味合いもあろう。

そういう意味では、通算7度の2ケタ勝利の内海の年俸を妥当という人もいるかもしれない。

しかし、今季2勝の内海がトリプルスリーの2人よりも大幅にもらっていることは、やはり首をかしげてしまうのである。

 

内海にも、杉内にも、復活を心から期待したい。