高校野球
レフトフライと思われたが風のいたずらか、外野手が落球。明徳義塾が幸運な二塁打から同点、逆転。一度は県岐阜商業に追い付かれたが9回、森松のサヨナラ打で振り切り初戦を突破した。 2021甲子園展望号 [高校野球マガジンvol.18] (週刊ベースボール2021年9…
23年も経つのに鳥肌が立つ。そんな試合だった。8月9日、NHKがあの試合をもう一度 スポーツ名場面で、横浜・松坂9回に登場 1998夏「横浜」対「明徳義塾」を放送したのを見た。鳥肌が立ったのは横浜がサヨナラした瞬間ではなく、松坂大輔が9回に救援登板したシ…
「甲子園が全てではない」。明徳義塾との決勝に敗れた高知・森木大智はそう言った。それはこの秋のドラフト指名が見込まれるからこそ言えるセリフのようにも聞こえた。森木とて簡単に割り切ったつもりはあるまい。ゲームセットの瞬間、森木はグラウンドに突…
人生に一度だけ、ワンポイントリリーフを頼めたら……そんなことを考えた。本棚で「永遠の一球: 甲子園優勝投手のその後」 (河出文庫)を見つけた。石田文樹。取手二高で全国制覇したピッチャーの物語を読んだ。名将・木内幸男監督が亡くなった後であるだけに、…
見終わってからも鳥肌が引かなかった。甲子園特別試合の鳥取城北対明徳義塾。無安打ながら7回まで2対1と明徳義塾がリード。もらった四死球を、盗塁や犠打を絡めて得点する。気付いたらリードしている。まさに明徳野球の定番だ。しかし、エース新地が捕ま…
甲子園のない夏である。それもずいぶん前に決まっていて、予定通りであるため騒ぎにもなっていない。ただぽっかりと、高校野球のファンの日常に穴をあけている。私はとりあえず、山際淳司氏の文庫本「スローカーブを、もう一球」から「八月のカクテル光線」…
機会損失読み方:きかいそんしつ【英】:opportunity cost 意思決定にあたって2つ以上の案があった場合, そのうちの1つを採用し, 他を不採用にした場合に, 得ることができなかった収益または利益の最大のものをいう. また, より広い意味では, ある事態が発生…
web Sportivaの記事、明石商・狭間監督がマイナスから目指した甲子園「初日で辞めようと思った」(文・沢井史さん)を読んだがなかなか面白かった。正直なところ、狭間監督が甲子園で見せた派手なガッツポーズには違和感があったのだが、記事を読んで見方が変…
2020年5月2日で、野茂英雄がメジャーデビューしてから25年だという。新聞記事で見た。野茂英雄のメジャー初勝利やノーヒットノーランのニュース、苦労の末たどり着いた日米200勝などなど、その都度胸踊らせたなと思う一方、こうも思う。やはり一番似合ってい…
数十年、甲子園の熱戦を見ていて初めてだったかもしれない。監督のガッツポーズを見たのは。明石商業の狭間善徳監督。筆者が見たのは1回だけだったが、オトナンサー記事「明石商監督の派手なガッツポーズ話題に…高校野球における敬意を欠かない喜び方とは」…
甲子園の歴史に残る名勝負がまた一つ生まれた。智弁和歌山対星稜。名門同士のぶつかり合いにふさわしく、いつ終わるとも分からない展開。得点が入りやすくなっているはずのタイブレークも意味をなさないほどの奥川恭伸の豪速球、そして智弁和歌山の鍛えられ…
甲子園を目指し、高校野球の都道府県大会が進められている。ふと県立岐阜商業の画像を見てびっくり。古風な紺主体のユニホームから、やまぶき色やブルーのカラフルなものに変わっていた。秀岳館みたい……そう、今の県岐阜商監督は秀岳館を率いていた鍛治舎巧…
センバツが開幕した。早くも履正社と横浜が敗れ、星稜は好発進。何だ、また私立ばかりかと思いきや、市和歌山は呉との公立校対決を制したし、熊本西も控えている。昨年夏の金足農業みたいに旋風を巻き起こしてもらいたいものだ。センバツ2019 第91回選抜高校…
夏の甲子園の日程が弾力的になるらしい。2018年は金足農業高校が準優勝の旋風を巻き起こしたものの、エース吉田輝星が決勝で大量失点。またもや球数制限論が浮上した。新潟県では2019年春の大会から球数制限を導入する予定だ。今のところ、球数を制限するか…
「甲子園 Heroes」(朝日新聞出版)が8月25日、復刊された。5年ぶりという。表紙は吉田輝星。秋田の金足農業を決勝まで導いた立役者である。が、ここは優勝チームである大阪桐蔭ナインが収まるべきではなかろうか。甲子園 HEROES (ヒーローズ) 2018【100回大…
終わった。100回目の甲子園が。秋田県民の有給消化日が。そして東北の人々が見た、深紅の大優勝旗が白河の関を越える夢が。 秋田が誇る「雑草軍団」金足農業が、史上初の2度目の春夏連覇を狙う大阪桐蔭に挑み、壮絶に散った。逆転スリーランに、意表を突くツ…
秋田の金足農業高校が第100回夏の甲子園で旋風を巻き起こしている。ドラフト1位候補のエース吉田輝星が軸なのは確かだが、3回戦で劇的な逆転ホームランの高橋、準々決勝でツーランスクイズを決めた斎藤&2塁走者の菊地彪吾など、日替わりヒーローが出てきて…
岡山が生んだ「燃える男」星野仙一ならどう評価するだろうか。創志学園(岡山)の西純矢投手に対し、必要以上のガッツポーズをしないよう球審から指導が行われた。舞台は夏の甲子園。気持ちが高ぶるのも無理はないのだが… 岡山県高校野球本2018 作者: テレビせ…
酷暑も相まって、高校野球の投手の起用方法が注目されている。炎天下、エース一人に延々投げさせていいのか。技術、体力共に発展途上の若者を守るのは指導者の責務ではないのか。これらの疑問はもっともだ。完全保存版 夏の甲子園100回 故郷のヒーロー作者: …
高知商業対慶応。最初に書いておくがこの記事は高知商業びいきで進行する。試合展開の予想から書こうと思ったら高知商業は初回いきなりヒットからのスーパー1年生、西村貫輔がタイムリー三塁打。1回戦の山梨学院戦に続き活躍の予感だ。相変わらず笑顔がまぶ…
高校野球の観戦流儀で、テレビをつけた時に、負けている方を応援する。きょうは朝から広陵対二松学舎を見ているが、西日本豪雨もあったので心情的には広陵を応援しながら見た。日本で最も熱い夏 半世紀の時を超え、二松学舎悲願の甲子園へ作者: 松永多佳倫出…
14対12というスコアを見て、聞いて、どんな試合展開を思い浮かべるだろう。断っておくが高校野球のスコアである。ピッチャーが四死球連発とか。守りがエラーばかりとか。いえいえ‼️実は2桁得点を取り合っても「接戦」だったのだ、この日の山梨学院対高知商…
広島の野村祐輔が久々の一軍マウンドに立っている。舞台は甲子園。きょう6月23日までに2勝。他球団の主力は8勝~10勝しているから、野村はだいぶ水をあけられている。野村祐輔はあす6月24日が誕生日で29歳になる。野村祐輔は18歳の夏、甲子園の決勝で躍動し…
新主将候補、という記事は見ていたが満場一致だったそうだ。大阪桐蔭の中川君が新チームのまとめ役に選ばれた。 史上初の2度目の春夏連覇を狙った大阪桐蔭旧チームで主軸だった中川君。しかしあの仙台育英戦でのゲームセット間際の一塁踏み損ないから敗戦に…
9回裏というのはなぜかくも尋常でないパワーが発揮されるのか。応援する人にしてみれば8回までにそれやってよと言いたくなるだろうが9回裏は魔法がかかったように連打が出たりする。第99回夏の甲子園も最終回はドラマ満載だった。 敗れはしたが天理のねば…
野球はツーアウトからと言うがまさかファーストミットの中にボールが収まっても試合が終わらないとは。それどころか、次の打者が試合をひっくり返す逆転サヨナラタイムリー。まさに最後まであきらめてはいけない。第99回夏の甲子園、大阪桐蔭との試合で仙…
第99回夏の甲子園は1回戦から秀岳館-横浜があったり、2回戦で智弁和歌山-大阪桐蔭があったりと、濃厚である。聖光学院とか、作新学院とか、明徳義塾とか、常連が指定席のように甲子園にやってくるからそうなってしまうのか。大阪桐蔭高校野球部―最強新伝…
きょうは明徳義塾対日大山形戦。ブログに書きたくて急いで帰宅。カーラジオで、負けていた明徳義塾の同点打の場面を聞き、帰宅したのは8回裏だった。明徳義塾はピンチだったが何とかしのいだ。週刊朝日増刊 甲子園 2017 2017年 8/15 号 [雑誌]出版社/メーカ…
第99回夏の甲子園が始まった。開幕試合は波佐見(長崎)ー彦根東(滋賀)。ともに県立であり、試合を見始めた時はまだ0-0だったのでどちらを応援するわけでもなく見ていた。波佐見は4番内野君の今大会第1号で先制したが彦根東が吉本君の3ランで試合をひ…
いよいよ第99回夏の甲子園の抽選会。第4日目が激アツだとさっそく話題になっている。 第1試合 広陵-中京大中京 第2試合 横浜-秀岳館 第3試合 興南-智弁和歌山 第4試合 大阪桐蔭-米子松蔭 常連ばっかり。どちらが勝つのか想像がつかない。 第4試合を除…