黒柴スポーツ新聞

ニュース編集者が野球を中心に、心に残るシーンやプレーヤーから生きるヒントを探ります。

高校野球

強い組織はミスした人を柱に据える~大阪桐蔭、新主将に「一塁事件」の中川君

新主将候補、という記事は見ていたが満場一致だったそうだ。大阪桐蔭の中川君が新チームのまとめ役に選ばれた。 史上初の2度目の春夏連覇を狙った大阪桐蔭旧チームで主軸だった中川君。しかしあの仙台育英戦でのゲームセット間際の一塁踏み損ないから敗戦に…

ミスは自分で取り返すのみ~花咲徳栄の岩瀬君、同点打献上もサヨナラ負け防ぐファインプレー

9回裏というのはなぜかくも尋常でないパワーが発揮されるのか。応援する人にしてみれば8回までにそれやってよと言いたくなるだろうが9回裏は魔法がかかったように連打が出たりする。第99回夏の甲子園も最終回はドラマ満載だった。 敗れはしたが天理のねば…

打たれた大阪桐蔭・柿木の肩を抱いたエース徳山~第99回甲子園・仙台育英戦で春夏連覇の夢散る

野球はツーアウトからと言うがまさかファーストミットの中にボールが収まっても試合が終わらないとは。それどころか、次の打者が試合をひっくり返す逆転サヨナラタイムリー。まさに最後まであきらめてはいけない。第99回夏の甲子園、大阪桐蔭との試合で仙…

甲子園常連のプロ球児が増えクン付けされる選手絶滅の危機~1994年佐賀商業優勝投手は峯君

第99回夏の甲子園は1回戦から秀岳館-横浜があったり、2回戦で智弁和歌山-大阪桐蔭があったりと、濃厚である。聖光学院とか、作新学院とか、明徳義塾とか、常連が指定席のように甲子園にやってくるからそうなってしまうのか。大阪桐蔭高校野球部―最強新伝…

明徳義塾がようやく取れた27個目のアウト~第99回甲子園、日大山形を延長12回で振り切る

きょうは明徳義塾対日大山形戦。ブログに書きたくて急いで帰宅。カーラジオで、負けていた明徳義塾の同点打の場面を聞き、帰宅したのは8回裏だった。明徳義塾はピンチだったが何とかしのいだ。週刊朝日増刊 甲子園 2017 2017年 8/15 号 [雑誌]出版社/メーカ…

やるべき時にやれるのが実力~第99回甲子園、波佐見-彦根東の勝敗を分けた3塁ゴロ

第99回夏の甲子園が始まった。開幕試合は波佐見(長崎)ー彦根東(滋賀)。ともに県立であり、試合を見始めた時はまだ0-0だったのでどちらを応援するわけでもなく見ていた。波佐見は4番内野君の今大会第1号で先制したが彦根東が吉本君の3ランで試合をひ…

米子松蔭が戦う大阪桐蔭以外の敵とは~島根じゃないよ、鳥取だよ

いよいよ第99回夏の甲子園の抽選会。第4日目が激アツだとさっそく話題になっている。 第1試合 広陵-中京大中京 第2試合 横浜-秀岳館 第3試合 興南-智弁和歌山 第4試合 大阪桐蔭-米子松蔭 常連ばっかり。どちらが勝つのか想像がつかない。 第4試合を除…

高校野球にある「1勝の格差」~4勝で甲子園の明徳義塾、7勝で行けない大冠

2018年は夏の甲子園が100回の記念大会。例年の49代表からどれくらい記念枠が設定されるのか把握できていないが、埼玉県からは2校行けるという朝日新聞デジタルの記事を見つけた。 それは優勝、準優勝校という選出ではなく、南埼玉大会と北埼玉大会に分かれ…

終わったのは清宮幸太郎の夏じゃない~敗者だらけの甲子園地方大会

早稲田実業が西東京大会決勝で敗れ、2017年の第99回全国高校野球選手権行きを逃した。メディアは軒並み「清宮の夏終わる」と報じた。がっつり!甲子園2017 (にちぶんMOOK)出版社/メーカー: 日本文芸社発売日: 2017/06/26メディア: 雑誌この商品を含むブログを…

野球は9人でやるものではない~2017年センバツ優勝の大阪桐蔭に学ぶ

たった1度の雨で運命が変わることがある。2017年のセンバツ決勝は大阪桐蔭が履正社との大阪決戦を制した。が、もしも前日の雨天順延がなければどうだったか。 大阪桐蔭高校野球部―最強新伝説 (高校野球名門校シリーズハンディ版) 作者: ベースボールマ…

守りから始まる攻撃もある~センバツ履正社エース竹田がまたも逆転劇演出

3月31日の2017年センバツ決勝は史上初の大阪勢対決が決まった。準決勝の履正社ー報徳学園、続く大阪桐蔭ー秀岳館をテレビ観戦した。 2017 センバツ 大予想 2017年 1/6 号 [雑誌]: 週刊ベースボール 増刊 出版社/メーカー: ベースボール・マガジン社 …

センバツ史上初の2試合連続引き分け再試合と稀勢の里戦を並行視聴~全力を出し切るって素晴らしい

センバツで延長15回引き分け再試合が珍しいのに何と2試合連続で起きた。福岡大大濠ー滋賀学園と、福井工大福井ー高崎健康福祉大高崎だ。 www.nikkansports.com ドラマの録画を見ていたのでもう福岡大大濠ー滋賀学園は終わったかなと思ったら延長14回が…

不発の清宮幸太郎に屈した明徳義塾高校~2017センバツ9回2死からまたもドラマ

何かにつけて「侍」と言うのが流行っているのか。WBCを業務中に見ていた人は「コソッと侍」。ブレイクした小林誠司の控えに甘んじた大野奨大は記事で「控え侍」なんて書かれていた。年度末、黒柴スポーツ新聞編集局長は「残業侍」な日々である。 tf-zan96bai…

センバツ中村高校9回の粘りに心がホカホカ~40年ぶりの1点がもたらしたもの

「二十四の瞳」高知・中村高校が甲子園に帰ってきた。第89回選抜高校野球には16人での出場だから「三十二の瞳」なのだがインフルエンザなど体調不良で4人が開会式を欠席。入場行進は結果的に「二十四の瞳」になってしまったが40年前はその人数で準優…

追いつかれても追い越させないことが大事~センバツ履正社9回の猛攻を呼び込んだ竹田の踏ん張り

第89回選抜高校野球が開幕した。開幕式直後の第1試合は呉ー至学館。いきなり延長の好ゲームだったが呉が振り切った。第2試合は履正社ー日大三という好カードで予想通りの白熱した試合。12-5で履正社がねじ伏せた。 www.hochi.co.jp まだ大会初日だと…

松井秀喜5連続敬遠に「忘れられる権利」はないのか~早実・清宮幸太郎の明徳義塾イメージは「松井さんのやつ」

明徳義塾高校の馬淵史郎監督はくじ運がいいのか悪いのか。第89回選抜高校野球でいきなり早稲田実業とぶち当たる。今大会屈指の視聴率男・清宮幸太郎と相まみえるのだ。強打者VS試合巧者。高校野球ファンならよだれものの対戦である。 tf-zan96baian-m-ston…

ソフトバンク22点の大勝から1985年夏の甲子園PL対東海大山形にタイムスリップ

5月24日21時の速報で、ソフトバンクがオリックス相手に20点も取っていた。最初ラジオで16点という途中経過が流れた時は聞き間違いかと思った。この記事が仕上がるころにはいったい何点取ってるんだか。恐るべしホークス打線。 プロ野球の1試合での最多得点…

智弁学園優勝で思い出した張本勲の親友・山本集

業務の処理能力が追い付いておらず、センバツが楽しめなかった。気付いたら決勝が終わっているという体たらくである。そんな時に限って好勝負が繰り広げられるものだ。決勝は延長11回、智弁学園が高松商業を2-1のサヨナラで振り切った。 当然ネット上はこ…