黒柴スポーツ新聞

ニュース編集者が野球を中心に、心に残るシーンやプレーヤーから生きるヒントを探ります。

東映

85%は苦しみの日々~張本勲はなぜ3085安打できたのか

5月28日は張本勲が3000安打を達成した日だ。ことあるごとに川崎球場での豪快なその1打の映像が流れる。対戦投手は阪急の山口高志。山口対張本ならそりゃあのくらい飛ぶわなというくらい、高々と打球は飛んでいった。そして張本勲はヘルメットも高々と放り投…

幻の史上最速投手・森安敏明の人生は幸せだったのか~後藤正治「不屈者」を読んで

先月、この黒柴スポーツ新聞がご縁となり、2冊の本が売れた。澤宮優さんの「あぶさん」になった男 酒豪の強打者・永渕洋三伝 (角川書店単行本)と、沢木耕太郎ノンフィクションI 激しく倒れよ(文藝春秋)。いずれも黒柴スポーツ新聞で取り上げさせていただい…

ここ一番ではベストピッチを投げよう~元東映・高橋善正はなぜ完全試合ができたのか

あと一人、打ち取れば完全試合。自分はシュートが得意なピッチャー。しかしバッターはシュートを打つのがめっぽう得意。さあ、あなたなら何を投げますか? 私は思った。相手はシュートを打つのが得意なのだから、シュートを投げるのはやめておこうとするだろ…

日本ハムは55年ぶり東映フライヤーズユニフォーム復刻で反転攻勢なるか~1962年水原茂監督時代に初の日本一、6月24日にプレゼント

仰天ニュースが飛び込んできた。今度は日本ハムが復刻ユニフォームを配るという。1961年から1967年に使われた、東映フライヤーズのものだ。 東映フライヤーズ あゝ駒沢の暴れん坊 (追憶の球団) 作者: 越智正典 出版社/メーカー: ベースボール・マガ…

「まずい、もう一杯!」の八名信夫氏(元東映投手)が努力と才能で再びプロのマウンドに立った話

ラジオでヤナさんがどうのこうのと聞こえた。八名信夫のことだった。「おやじの釜めしと編みかけのセーター」という映画を作っているらしい。 八名がかつて東映フライヤーズにいたことは知っていた。が、その程度だったのでもう一度調べてみようと思った。 …


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