黒柴スポーツ新聞

ニュース編集者が野球を中心に、心に残るシーンやプレーヤーから生きるヒントを探ります。

実況

落合監督は血の涙を出している~関根潤三さんの優しい解説に学ぶ

関根潤三さんが亡くなった。穏やかな語り口調の解説は、決して選手をくささないことを含めて聴き心地がよかった。解説者の鑑だと思う。そんな関根潤三さんがあの落合采配、完全試合の山井大介降板からの岩瀬仁紀登板をリアルタイムで解説していたことを知っ…

日本一早いビールかけ論~1982年セ制覇の中日を例に

開幕もしていないのにビールかけの話をする。2015年にセ・リーグを制したヤクルトが神宮球場でビールかけをした。これへの違和感である。 グラウンドは野球をするところ。大切に扱うべきだ。もちろんヤクルトだってそれは承知の上。しっかりシートを敷いてい…

1992年日本シリーズでの大塚光二の神走塁と秋山幸二への指摘に見るプロフェッショナル論

プロフェッショナルとは? 「プロフェッショナル 仕事の流儀」でもおなじみの質問だ。このことを考える時、あの鮮やかなシーンが頭をよぎる。 1992年日本シリーズ第6戦。9回表、神宮球場のマウンド上には伊東昭光がいた。スコアは7-6とヤクルトがリ…

杉浦享、日本シリーズ初の代打サヨナラ満塁ホームランを打って上司に引退を止められる

1992年の日本シリーズで 本人が辞めると言っているのに監督に「もう1年やってくれ」と言われた男がいる。ヤクルトの杉浦享だ。1992年の日本シリーズ第1戦。延長12回ワンアウト満塁で野村克也監督が代打で送りこんだ。対するは鹿取義隆ー伊東勤の西武バッテ…


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