中日
元中日ドラゴンズの山本昌が野球殿堂入りした。有名な選手だから、ラジコン好きだとか、若い頃クビ寸前だったがアメリカ「留学」でスクリューボールを覚え、それが武器になったことなどのエピソードも知られている。殿堂入りのサイド記事ではもっとディープ…
暇ネタと言われるフリーなネタの取材が多かったためか、記者会見に出たことはほとんどない。横一線、構えられた場での取材はいかにもつまらなそうという偏見を持っているのだが、恐らくそこにも質問の仕方や他社との駆け引きがあり、そこはそこで戦場だろう…
中日からソフトバンクにFA移籍した又吉の人的補償で、岩嵜翔が中日に行くことが決まった。ホークスファンとしては誰が指名されるかソワソワしていたのだが、個人的には岩嵜の移籍を惜しみつつ、又吉を取ったのだからこのくらいの痛みは仕方ないと受け止めて…
中日と日本ハムで活躍した大島康徳さんが6月30日に亡くなった。70歳、まだまだ野球界への貢献をしてもらいたかった。今日は生前の勇姿を野球カードで振り返ってみたい(以下敬称略)。 大島は大分の中津工出身。中学生の時はバレーボール選手だったらしい。中…
Full-count記事、「10連続三振を狙っていた」 女房役が明かす江川卓のオールスター8連続三振、を読んで、人生は残酷だなぁと思った。何が残酷なのか。この記事に出てくる「女房役」が誰なのか、すぐに分かるのはほんの一握り(の野球通)ではなかろうか。9連…
中日の名選手、西沢道夫について調べようと1978年のベースボールマガジン5月号を開いた。その中の一つの記事に目が止まった。「プレーボール前のエースたち」。中日ドラゴンズの豊永敬章(改名前・豊永隆盛)ら打撃投手を取り上げたものだった。目に止まった理…
ここのところ黒い霧事件に関わった元プロ野球選手について書いてきた。前回は池永正明が出てくる高山文彦「怪物の終わらない夜」(単行本「運命」に収録)を取り上げた。その中で混乱してしまった。池永に八百長依頼の現金を渡した元西鉄投手の田中勉の処分に…
関根潤三さんが亡くなった。穏やかな語り口調の解説は、決して選手をくささないことを含めて聴き心地がよかった。解説者の鑑だと思う。そんな関根潤三さんがあの落合采配、完全試合の山井大介降板からの岩瀬仁紀登板をリアルタイムで解説していたことを知っ…
2020年は読書に力を入れよう、そう考えている。年末にいくつか読み、元日も続きを読んだ。読み終えたのはこれ、山本昌著「133キロ怪速球」(ベースボール・マガジン新書)。私はソフトバンクファンだから元日から山本昌じゃなくても、とも思ったが、なかなかた…
松坂大輔が古巣・西武に復帰する方向だという。それもいいかな、松坂が引退するよりはいいかなと思ったのだが何か心にモヤモヤが残る。その理由が分かった。見出しだ。私が見た日刊スポーツ記事は「松坂大輔、14年ぶり西武復帰へ 大幅減俸も覚悟」。見出しは…
片付けをしようと紙袋を漁ったら、熊本日日新聞が出てきた。知人にいただいたものだ。日付は2017年6月4日。前日に熊本県出身の荒木雅博が2000安打を達成しており、それを報じている新聞なのだった。 BBM2010 BBMカード20周年記念カード 00年代の名選手たち20…
何か大きな出来事を控えている時、あなたはそれを「意識する」派だろうか? それとも「意識しない」派だろうか? 今月2人がノーヒットノーランを達成したが、当の本人やそれにまつわる人、それぞれの思考はとても興味深い。 1人目はソフトバンクの千賀。ノ…
プロ野球で、立て続けにトレードが実行された。前半戦が終了間近であり、各チームが現状を何とか手当てしたいという思惑だろう。だとしても当該選手にはチャンスだ。最も不幸なのは組織において、忘れられた存在になることなのだから。 プロ野球トレード光と…
自主規制ここに極まれり。中日ドラゴンズの応援で使われる歌「サウスポー」が自粛だという。「おまえが打たなきゃ誰が打つ」の「おまえ」が不適切という考え方があるといい、与田剛監督も疑問視していたとか。中日スポーツ記事【「お前が打たなきゃ誰が打つ…
5点リードを9回裏にひっくり返されたのは、セ・リーグでは20年ぶりだという。中日が6月16日、ロッテに大逆転負けを喫した。ちなみに20年前も中日が横浜にやられた。ドラゴンズファンはたまらない。だが次の日が大事だと、OBの鈴木孝政が解説で話していた。き…
大島洋平の幻のランニングホームランの翌日。さぞ中日スポーツはお怒りでは?と、ソフトバンクファンの私は気になって、スマートニュースを漁ってみた。すると渋谷真氏の署名記事「【龍の背に乗って】 一塁空いた 次打者は九鬼 なぜグラシアルと勝負したのか…
やるか、やらないか。チームにおいて意思統一は重要だ。与田剛監督は敬遠を指示したのか。ロドリゲスは勝負に行ったのか。大島洋平の幻のランニングホームランが取り沙汰されているが、6月6日のソフトバンク対中日戦は、1球で局面ががらりと変わる野球の醍…
中日の堂上直倫が好調だ。打ち合いになったヤクルト戦で自身初の2打席連続ホームランをマーク。もちろん1試合2発も初めてだから大当たりだ。ドラゴンズファンでもないのに、京田より根尾より堂上派の私としては非常にうれしい。 MIZUNO(ミズノ) レプリカ …
平成至上最高の試合はやはり10.8だと思う。鷲田康著「10.8 巨人VS中日 史上最高の決戦」を読んでからは特にそうだ。ではその試合の中ではどこが見どころだったかと言えば、個人的には桑田真澄のピッチングを挙げたい。 10・8 巨人vs.中日 史上最高の決戦 (文…
平成最後に買ったノンフィクション、鷲田康著「10.8 巨人VS中日 史上最高の決戦」を堪能した。史上最高の試合は野球ファンそれぞれにあろうが、この10.8は確かに特筆すべき試合であることは間違いない。個人的には平成最高のゲームだと思っている。 10・8 巨…
9回裏、ビシエドの強烈な打球がセカンド頭上を襲った。打球はそのままフェンスに到達。ビシエドは二塁を陥れた。1点ビハインドの中日。与田監督はビシエドに代えて亀澤をランナーに据えた。この采配、ドラゴンズファンはどうとらえただろうか。 MIZUNO(ミ…
ぶっきらぼうに見える、ふてぶてしい顔。中日の大野雄大が調子いい時はそんなイメージだったが、何かすっかり弱々しくなっていないか(確かに2018年は0勝3敗)。あらためて中日スポーツの記事を見ると、ますますそんな印象が強くなった。カルビー2017 プロ野球…
4月2日の中日ドラゴンズ本拠地開幕戦で権藤博と立浪和義が対決するという。と言ってももちろん始球式。でも、本当にワクワクする企画だ。もっと投げたくはないか 権藤博からのメッセージ作者: 権藤博出版社/メーカー: 日刊スポーツ出版社発売日: 2014/10/07…
松坂大輔の肩が心配だ。ファンと接する中で右腕を引かれ、傷めてしまったという。中日はサインの転売が問題になったばかり。まさに今、ファンのモラルが問われている。週刊ベースボール 2018年 6/25 号 特集:松坂世代は終わらない 怪物の帰還作者: 週刊ベー…
忘れられないシーンがある。生まれて初めて甲子園で阪神戦を見た帰り。「アイツすげえな」。先輩が言った方向には、タイガースのレプリカユニホームだらけの阪神電鉄プラットホームに、1人ドラゴンズのユニホームの男がたたずんでいた。背番号1。背中にはロ…
やはり背番号18は特別感がある。特に2019年はこの3人に注目したい。まずは今をときめく吉田輝星。日本ハムのドラフト1位である。甲子園 HEROES (ヒーローズ) 2018【100回大会記念】 (週刊朝日増刊)出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2018/08/25メディア:…
水を差すのは承知している。だが言いたいことを書かねば、ブログをやる意味がない。それをご理解いただいた上でお読みいただきたい。中日が誇るレジェンド、岩瀬仁紀と荒木雅博の引退試合が3月にある(2日=岩瀬仁紀、3日=荒木雅博)が、「2度目」の引退…
2019年、ナゴヤ球場で23年ぶりに1軍戦が組まれるという。3000席しかなく、プラチナ化は必至という日刊スポーツの記述を見て「?」と思ったら3月7日=オープン戦だった。ありがとうナゴヤ球場―熱く燃えた感動の歴史そして1997年ナゴヤドームへ出版社/メーカー:…
立浪和義の野球殿堂入りが決まった。黒柴スポーツ新聞的には権藤博で書きたいところだが、以前書いたことがあるのできょうは立浪和義で。ミスター二塁打、ミスタードラゴンズなのだが、私にはあの名シーンしか浮かばない。そう、立浪和義のヘッドスライディ…
中日ドラゴンズへの入団が決まった根尾を応援したい。藪から棒に何なんだと言われそうだが、急に見方が変わったのだ。彼がショート一本で勝負したいと言ったからだ。 大谷翔平が球界の大物たちの見立てを覆して二刀流を軌道に乗せたことで、マルチに才能を発…