黒柴スポーツ新聞

ニュース編集者が野球を中心に、心に残るシーンやプレーヤーから生きるヒントを探ります。

無謀だが真面目な連投防止策を考えてみた~金足農業・吉田輝星をリスペクトしつつ

終わった。100回目の甲子園が。秋田県民の有給消化日が。そして東北の人々が見た、深紅の大優勝旗が白河の関を越える夢が。秋田が誇る「雑草軍団」金足農業が、史上初の2度目の春夏連覇を狙う大阪桐蔭に挑み、壮絶に散った。逆転スリーランに、意表を突くツ…

甲子園で農業高校が優勝したことはある?~金足農業34年ぶりベスト4に秋田沸騰

秋田の金足農業高校が第100回夏の甲子園で旋風を巻き起こしている。ドラフト1位候補のエース吉田輝星が軸なのは確かだが、3回戦で劇的な逆転ホームランの高橋、準々決勝でツーランスクイズを決めた斎藤&2塁走者の菊地彪吾など、日替わりヒーローが出てきて…

甲子園でガッツポーズは悪なのか~創志学園・西投手に球審が「指導」

岡山が生んだ「燃える男」星野仙一ならどう評価するだろうか。創志学園(岡山)の西純矢投手に対し、必要以上のガッツポーズをしないよう球審から指導が行われた。舞台は夏の甲子園。気持ちが高ぶるのも無理はないのだが… 岡山県高校野球本2018 作者: テレビせ…

監督はなぜ投手交代しないのか~高校野球で酷使論、再び

酷暑も相まって、高校野球の投手の起用方法が注目されている。炎天下、エース一人に延々投げさせていいのか。技術、体力共に発展途上の若者を守るのは指導者の責務ではないのか。これらの疑問はもっともだ。完全保存版 夏の甲子園100回 故郷のヒーロー作者: …

猛攻呼んだ高知商業初回の堅守~またも2けた得点で慶応を撃破

高知商業対慶応。最初に書いておくがこの記事は高知商業びいきで進行する。試合展開の予想から書こうと思ったら高知商業は初回いきなりヒットからのスーパー1年生、西村貫輔がタイムリー三塁打。1回戦の山梨学院戦に続き活躍の予感だ。相変わらず笑顔がまぶ…

二松学舎、ペース離さず広陵破る~光った堅守と好救援

高校野球の観戦流儀で、テレビをつけた時に、負けている方を応援する。きょうは朝から広陵対二松学舎を見ているが、西日本豪雨もあったので心情的には広陵を応援しながら見た。日本で最も熱い夏 半世紀の時を超え、二松学舎悲願の甲子園へ作者: 松永多佳倫出…

14対12の接戦~甲子園で高知商業が山梨学院に打ち勝つ

14対12というスコアを見て、聞いて、どんな試合展開を思い浮かべるだろう。断っておくが高校野球のスコアである。ピッチャーが四死球連発とか。守りがエラーばかりとか。いえいえ‼️実は2桁得点を取り合っても「接戦」だったのだ、この日の山梨学院対高知商…

チャレンジの先に見える景色~中日ドラゴンズ新人の鈴木博志に期待

中日ドラゴンズの新人、鈴木博志に密かに注目している。ドラゴンズファンでもあるまいに。BBM2018 ファーストバージョン レギュラーカード(ルーキーカード) No.292 鈴木博志出版社/メーカー: かーど屋本店メディア: この商品を含むブログを見るたまたまテレ…

自分のストライクゾーンをつくれ!~岡本和真は村田修一を追い越せるか

巨人の岡本和真に対し、ラジオで解説していた山崎武司がこう言っていた。まだまだ未完成。もっとよくなる、と。3割40発もいけますよ、と。読売ジャイアンツ 2018年 ビジターユニフォーム サイズフリー出版社/メーカー: UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)メディ…

リベンジの機会を逃さなかった武田翔太~無期限2軍調整から1軍昇格即3度目完封

ボロクソに言われたら、結果をもってそれを封じるに限る。ソフトバンクの武田翔太の今季3勝目はまさにそれだった。Majestic(マジェスティック) 福岡ソフトバンクホークス グッズ 武田翔太 背番号 Tシャツ (ホーム) - M出版社/メーカー: Majestic(マジェステ…

横浜DeNAで輝け伊藤光~オリックスまたも生え抜き放出

今、気になっている選手がいる。DeNAの捕手、伊藤光だ。今月オリックスから移籍したばかりだが、オールスター明けから即スタメン。最初の2試合は連敗したが3試合目にようやく勝ちに貢献した。伊藤光メッセージBOOK クールに熱く作者: 伊藤光出版社/メーカー:…

最小の傷で乗り切る男~日本ハム宮西尚生が最多タイ273ホールド

日本ハムの宮西尚生が6月30日のオリックス戦で、山口鉄也(巨人)の持つプロ野球記録の273ホールドに並んだ。ちょうどこの日は600試合登板。これは現在プロ野球39位タイでもある。上には上がいるものだ。Mizuno(ミズノ) 北海道日本ハムファイターズ グッズ 宮…

真実は結果の中に~西野ジャパンはオレ竜の轍を踏むな

サッカーW杯の日本代表が、ポーランド戦での時間稼ぎ戦法で批判されている。チームというよりは西野朗監督が、かもしれないが。たった2カ月でチーム再建を託され、1次リーグ突破を果たした途端、勝ち上がり方を非難される。気の毒に思えてならない。勝利の…

巨人・和田恋5年目の初安打紙面に心がホカホカ

巨人5年目の和田恋(高知高校出身)が6月23日のヤクルト戦でプロ初安打を放った。当日にネットの記事をチェック済みではあったが、果たして地元紙の高知新聞がどのように扱うのか、興味津々であった。そして…朝の黒柴社長(久々の登場)の散歩後、高知新聞朝刊を…

選択が正しかったかは自分次第~佐賀北がばい旋風から11年

広島の野村祐輔が久々の一軍マウンドに立っている。舞台は甲子園。きょう6月23日までに2勝。他球団の主力は8勝~10勝しているから、野村はだいぶ水をあけられている。野村祐輔はあす6月24日が誕生日で29歳になる。野村祐輔は18歳の夏、甲子園の決勝で躍動し…

配置転換の意味が分かる人、分からない人~柳田悠岐がコンバート

ソフトバンクの柳田悠岐がライトにコンバートされた。代わりに上林誠知がセンターに回った。ずっとかは分からないが、柳田悠岐は脚を傷めているため、その回復具合によるのだろう。50枚限定 BBM 柳田悠岐 通算100本塁打記録達成記念 直筆サイン入りオーセン…

ポジションを守ることはなぜ大切なのか~西武多和田が痛恨の逆転被弾

6月9日の対巨人戦で、西武の多和田真三郎が坂本勇人に逆転3ランを喫し、まさに1球に泣いた。たった1球で結果が変わる。これぞ野球の醍醐味であり怖さでもある。BBM 埼玉西武ライオンズ 多和田真三郎 直筆 サイン カード 100枚限定 2016 ベースボールマガジ…

ポリバレントより職務分掌~西野ジャパンは大丈夫か?

ポリバレントという耳慣れない言葉に触れた。サッカーのワールドカップに向けたガーナ戦に臨む日本代表選出で、若手の有望株、中島翔哉が落選したのだが、理由が「ポリバレント性の低さ」だったという。JFA サッカー日本代表 2018年 プレーヤーズTシャツ 香…

経験する価値を知っている大谷翔平

「いくら払っても経験する価値がある」。何かと思えば、大谷翔平が2011年サイヤング賞投手のバーランダーと対戦後にそう話していた。そう、いくら払ってもやっておきたいことはある。不可能を可能にする 大谷翔平120の思考作者: 大谷翔平出版社/メーカー: ぴ…

道徳「星野君の二塁打」の主人公は星野君じゃない

道徳教材「星野君の二塁打」について日テレの「シューイチ」で取り上げていた。野球好きとしては、面白そうな題材だなとマークしていたのでそのまま見続けた。新版 星野くんの二塁打 (子ども図書館)作者: 吉田甲子太郎,こさかしげる出版社/メーカー: 大日本…

衣笠祥雄のファインプレー~江夏の21球に見る立場の違い

鉄人・衣笠祥雄が亡くなってから、そのストイックな面や相手を追い詰めない態度、フルスイングの精神が称えられている。ニッポンハムのカードより。発行年不詳。そこは一定支持しつつ、どこか違和感もあった。そんなに完璧な人はいないんじゃないかと。しか…

不適切やじには厳罰を~ヤジ将軍は腕の見せ所

カープおよびカープファンに対し、原爆落ちろ云々のヤジが飛ばされた。言語道断である。発言の主は「酒が入っていた」と釈明しているが、ご丁寧に発言の際の映像をネット上にアップしていた。酔っていたのは酒に、ではなく自らの品のないヤジに、ではないの…

啐啄同時でないと部下はツラい~ちぐはぐな金本監督と藤浪晋太郎

ポテンシャルの高い部下が伸びないのは、上司にも原因がある。阪神の金本知憲監督と藤浪晋太郎の組み合わせはその典型に思える。MIZUNO(ミズノ) 阪神タイガース グッズ 藤浪晋太郎 2018 プリント ユニフォーム/ユニホーム (ビジター) - L出版社/メーカー: MI…

野球は怖い。だけど面白い~センバツ9回ノーヒットノーランでも彦根東・増居敗れる

ノーヒットノーランです、とアナウンサーが言った途端に記録が途切れるのは野球あるある。そして途切れたら、負けるというのもよくある話。第90回選抜高校野球の彦根東、増居翔太投手もそうなってしまった。高校野球 熱闘の100年 甲子園の怪物たち (角川…

劣勢の中でも最善を尽くす~第90回センバツ明徳谷合逆転サヨナラ弾への布石

第90回選抜高校野球で高知の明徳義塾が初戦を突破した。九回二死から四番・谷合悠斗が劇的な逆転サヨナラ3ラン。派手な勝ち方だけに谷合がフォーカスされたが、それだけではフツーすぎる。明徳ウォッチャーは知っている。ポイントはその前の8回の攻撃だった…

片平晋作で清原和博を描いた山際淳司~「ルーキー」を堪能

ただ片平晋作を「読む」ためだけに買った。山際淳司の「ルーキー」。ルーキーとは清原和博のことだ。清原和博が日の出の勢いならば、当時すでにベテランの片平晋作は夕陽と言って差し支えない。この対比は素人でも思い付くのだが、さすがに山際淳司。片平晋…

成長を妨げるのはあの技~栃ノ心初優勝の陰で鶴竜大失速

初場所は栃ノ心が優勝した。その頑張りは認めつつ、あえて注目したい。横綱鶴竜の大失速だ。引き技は鶴竜の悪い癖。自他共に認める悪い癖だ。これが何とも、自分の弱い心とダブる。大相撲 2018年( 平成30年 ) カレンダー クリアファイル2枚付き 鶴竜セッ…

インフルエンザ明けで区間賞!都道府県対抗駅伝の鍋島莉奈に学ぶ

都道府県対抗女子駅伝で、高知の鍋島莉奈選手(土佐山田高校出、日本郵政グループ)が1区の区間賞に輝いた。序盤から先頭集団の前方にいて、勝機をうかがっていた。そして満を持してのスパート。やはり勝つのは、脚が速いのはもちろん、クレバーなランナーで…

俺が潰した…野村克也元監督の伊藤智仁氏への酷使謝罪を語る

野村克也氏が、俺が潰した、とか、謝罪、とかいう話になればあの人しかいない。伝説のスライダーを投げていた元ヤクルトの伊藤智仁氏(両氏とも以下敬称略)だ。正月の番組「消えた天才~一流アスリートが勝てなかった人大追跡SP」(TBS系)の話だが、録…

青山学院大学に箱根駅伝5連覇の可能性を見た~楽しむ人と削り出す人

第94回箱根駅伝は青山学院大学が総合4連覇を果たした。往路は東洋大学に優勝を譲ったが、6区の山下りと、以降の7区、8区も磐石。選手層の厚みを感じさせた。箱根駅伝ガイド決定版 2018 (YOMIURI SPECIAL 110)作者: 読売新聞社出版社/メーカー: 読売新聞…