黒柴スポーツ新聞

ニュース編集者が野球を中心に、心に残るシーンやプレーヤーから生きるヒントを探ります。

伝統が大事か、変革が大事か~高校野球古豪・県岐阜商がユニホーム大胆チェンジ

甲子園を目指し、高校野球の都道府県大会が進められている。ふと県立岐阜商業の画像を見てびっくり。古風な紺主体のユニホームから、やまぶき色やブルーのカラフルなものに変わっていた。秀岳館みたい……そう、今の県岐阜商監督は秀岳館を率いていた鍛治舎巧…

アリかナシかはやった人による~阪神近本球宴サイクル安打へのアシストに賛否両論

阪神の近本光司がオールスターで5安打の大暴れ。史上初のルーキーによる先頭打者ホームランだけでもすごいのに球宴史上二人目のサイクル安打まで記録した。しかしその打席となった三塁打にパ・リーグのアシストが見受けられ、それをめぐって賛否両論が渦巻い…

自分の道は自分で切り開く~ソフトバンク新生ローテに二保、松本そして和田毅

西日本スポーツ記事「ソフトバンク 後半戦は大竹で開幕 ローテ再編、 二保→ 和田→千賀→ 高橋礼→松本」を見てうなった。二保と松本がローテ入りしている……。素晴らしい。やはり自分の道は自分で切り開くしかない。自ら出した結果を伴って。 オーナーズリーグ2…

色でテンションを上げる~ソフトバンク松田宣浩の道具は球宴仕様のプリズム柄

日刊スポーツ記事「ソフトバンク松田宣浩の球宴用具は5色のプリズム柄」を見て、さすがだなと思った。カラフルな道具にこちらまでテンションが上がる。ファンをワクワクさせるのもプロ野球選手の大切な役割だ。 熱男のことば 球界最高のモチベーターが実践…

二人の正義~ソフトバンク田中正義は打たれ、塚田正義はタイムリー

復帰登板は思わぬ形でやってきた。和田毅が5回ツーアウトで緊急降板。足に違和感があったようだ。2-2の同点、ランナーは一、二塁。ここで田中正義はマウンドに上がったのだった。 BBM スポーツカードマガジン 121号付録 SCMオリジナルカード No.392 田中正…

場慣れすることが余裕を生む~ソフトバンク福田秀平が行使できる2つの宣言

「試合慣れしている」 RKBのエキサイトホークスを聴いていて、浜名千広の解説が心に残った。試合慣れしていると評されていたのは福田秀平だった。私には福田の心理がよく分かる気がする。最近の福田秀平は確かに打席で粘りがあるというか、落ち着きがあるよ…

結果が出なかった翌日をどう過ごすか~ソフトバンク上林9回同点弾、椎野はリベンジ登板で3勝目

結果が出なかった時、そしてミスをした時はその次の機会が大切だ。ソフトバンクにとって7月8日の西武戦は大事な一戦。前日のオリックス戦は松本裕樹が好投しながらも8回に捕まり、リリーフ陣も打たれて一挙5失点。手痛い逆転負けで工藤政権初の10連勝を逃し…

情を感じた工藤監督の2つの続投策~ソフトバンク継投プランは誤りだったのか

7月7日のオリックス対ソフトバンク戦。世間的には工藤監督の継投プランが失敗した、という評価ではなかろうか。しかし、目の前で見届けた人はそう見えなかったのでは……少なくとも私はそう。先発の松本裕樹にしろ、決勝タイムリーを浴びた椎野にしろ、何とか…

負けない雰囲気~ソフトバンク怒涛の9連勝、うち5回は逆転勝ち

ファンながらあきれる強さ。ソフトバンクがまた勝った。これで9連勝だ。毎試合よく見ていると、リーグ戦再開以来、日本ハム戦も楽天戦も今のオリックス戦も勝負の分かれ目はあったのだが、ことごとくソフトバンクがものにしてきた。本当に勝負強い。 ベース…

トレードは有効な人材活用~吉川、下水流、松井雅人、モヤらは新天地で輝けるか

プロ野球で、立て続けにトレードが実行された。前半戦が終了間近であり、各チームが現状を何とか手当てしたいという思惑だろう。だとしても当該選手にはチャンスだ。最も不幸なのは組織において、忘れられた存在になることなのだから。 プロ野球トレード光と…

できる人は一撃で仕留める~ソフトバンク首位攻防戦でグラシアル3発11打点

「難しい球、打ってますよね。甘い球打ち損じて」 7月4日のソフトバンク対楽天戦で、解説の若菜嘉晴が上林誠知の打席をそう評していた。確かに上林は高梨が投じたやや内角高めの球を窮屈そうに打ち、キャッチャーゴロに倒れていた。 BBMベースボールカード …

持ち味を発揮する~ソフトバンクのデスパイネ、満塁ホームランで和田毅に勝ち星

7月3日のソフトバンク対楽天。先発は日本通算126勝の和田毅と124勝の岸孝之だった。和田はリハビリ期間を経ているとはいえ実績、経験十分であり、投手戦が予想された。実際その通りになったのだが、試合はソフトバンクの4番デスパイネのひと振りで決まった。…

貯金をつくっておく~ソフトバンクのグラシアル、離脱前にチームに貢献

ソフトバンクのグラシアルが絶好調だ。7月2日の楽天戦は先制3ランに犠牲フライ、さらには勝利を呼び込む2点タイムリーで合計6打点と大暴れ。その裏には「今のうちに」という思いがある。 ベースボールコレクション/201900-H027 グラシアル N 出版社/メーカー…

「おまえが打たなきゃ……」は乱暴なのか~中日応援歌「サウスポー」自粛される

自主規制ここに極まれり。中日ドラゴンズの応援で使われる歌「サウスポー」が自粛だという。「おまえが打たなきゃ誰が打つ」の「おまえ」が不適切という考え方があるといい、与田剛監督も疑問視していたとか。中日スポーツ記事【「お前が打たなきゃ誰が打つ…

耐えて流れを持ってくる~ソフトバンクと日本ハム、勝負を分けたリリーフ陣

負けている時に投げるピッチャーでも流れを持ってこれる。それが実感できる試合だった。6月30日の日本ハム対ソフトバンク。終盤逃げ切ったソフトバンクは4連勝。先行されながらも引っくり返せた裏には、ダメ押し点を与えなかったリリーフ陣の粘りがあった。 …

やれることはやっておく~上林が劇的逆転ホームラン、高橋純平はうれしいプロ初勝利

「(柳田)三塁塁審が(インプレーであるという意味の)セーフとしていたので、自分で(本塁打と)判断せずに、やれることはやっておいてよかった」 6月29日配信の日刊スポーツ「ソフトバンク 上林V弾 骨折影響で手に違和感も工夫」の中で、冒頭の村松コー…

グラシアルに続きモイネロも? ソフトバンクはキューバ危機をどうしのぐのか

「ソフトバンクに“キューバ危機”」 なんじゃろな、この見出しはと思い、ついついクリックしてしまった。6月28日の東スポ記事だ。キューバ危機って? ソフトバンクが誇る優秀な助っ人たちに何かあったのか?と思ったら何とモイネロが離脱する可能性があるとい…

勝者のメンタリティー~千賀が説く、ソフトバンクが常勝たる理由とは

交流戦8度目の優勝を果たしたソフトバンク。再開する2019年シーズン戦でも首位にいる。日本シリーズ3連覇を目論むソフトバンクはなぜ強いのか。育成システム云々の話はよく耳にするが、なるほどなという記事を見つけた。6月24日のスポーツ報知の【ソフトバン…

積極的にスイングする~交流戦MVPはソフトバンク松田宣浩が最年長受賞

2019年の交流戦MVPは松田宣浩に決まった。NPBウェブサイトには選考理由が以下のように紹介されている。 「全18試合に三塁手として先発出場。18試合中15試合で安打を放ち(先制打1本、同点打2本、勝越し打1本、逆転打1本を含む)、本塁打も全体2位タイの7本と…

打てる球を確実に仕留める~ソフトバンク福田秀平、柳田悠岐に諭された目付けの意義

巨人との交流戦首位攻防3連戦での活躍で一躍MVP候補に名乗りをあげたソフトバンク福田秀平。かねてから俊足は定評があったが2019年シーズンは打撃が好調。交流戦だけで満塁ホームランを含む6本の本塁打を放つなど強烈なインパクトを残した。 BBM2016 福岡ソ…

爪痕を残したら次につながる~カープ曽根海成、ショート小園海斗と田中広輔のはざまで

「僕みたいな打者は首脳陣も期待してない。でも爪痕を残したら次につながる」 いい言葉だ。発言の主イコール僕とは曽根海成。広島の内野手だ。 広島カープ 刺繍ワッペン 曽根海成 サイン ユニホーム 応援(黒) 出版社/メーカー: オリジナル メディア: その…

ストロングポイントに賭ける~ソフトバンク交流戦優勝を決めた強気の用兵、特に福田。

13時から試合開始。DAZNに接続したら、ん? 福田秀平がダイヤモンドを回っている? 何とエース菅野智之から先頭打者ホームランを放っていた。勝てば交流戦優勝を決める大一番で福田がソフトバンク打線に点火。満塁と攻め立て坂本勇人のエラーを誘う松田宣浩…

指示ではなく示唆をする~DeNA田代コーチとオリックス高山コーチが選手に送った言葉とは

「おなかがすいた」 こんなことをサヨナラの好機に言うコーチ、初めて見た。発言者はDeNAの田代富雄コーチ。ネクストバッターズサークルに向かう大和に言ったそうだ。「この回で決めてくれよ」と。 最後のクジラ――大洋ホエールズ・田代富雄の野球人生 作者: …

必死さが結果を生む~甲斐セーフティースクイズでソフトバンク満塁の呪縛28打席で終止符

意表を突く甲斐拓也のセーフティースクイズ。ソフトバンクがドはまりした、満塁からの無安打という呪縛から29打席ぶりに解放された。 2019 BBMベースボールカード 039 甲斐拓也 福岡ソフトバンクホークス (レギュラーカード) 1stバージョン 出版社/メーカー:…

常に道具を大切にする~ソフトバンク内川聖一、4安打3打点2ホームランの大活躍

朦朧とした意識の中で、朗らかな声に気が付いた。誰かがヒーローインタビューを受けている。radikoでKBCホークスナイターを聴いていたのだが、山から吹き下ろす風が心地よく、うとうとしてしまったようだ。インタビューへの歓声が大きい。ああ、ヤクルトが勝…

回り道に意味はあるのか~日本ハム上沢直之、膝に打球直撃で今季絶望的

人生に無意味なことはない。そう言うのは簡単だ。決して無駄なことはない。そう言い切れるのは勝者のみである。苦しいことに意味を見いだせることができる人は強い人だ、と私は思う。では上沢直之はどうだろうか。今季日本ハムの開幕投手を務め、ここまで5勝…

ミスは自分で取り返す~ソフトバンク松田宣浩2連発&松本裕樹今季初勝利

DeNA戦、おいしいサヨナラのチャンスで見逃し三振。ソフトバンクファンをがっかりさせた松田宣浩が6月18日のヤクルト戦で汚名返上の2打席連続ホームランを放った。先制弾に勝ち越し弾。試合展開からしても価値あるホームランだった。 松田宣浩メッセージBOOK…

どんな形でもいいから勝つ~中日、悪夢の大逆転負け翌日に辛勝

5点リードを9回裏にひっくり返されたのは、セ・リーグでは20年ぶりだという。中日が6月16日、ロッテに大逆転負けを喫した。ちなみに20年前も中日が横浜にやられた。ドラゴンズファンはたまらない。だが次の日が大事だと、OBの鈴木孝政が解説で話していた。き…

バットを振らねば奇跡は起きない~ソフトバンク松田宣浩、熱男らしからぬ見逃し三振

ノーアウト満塁で松田宣浩。サヨナラはもらったも同然。と思いきやまさかの見逃し三振。どうした熱男と言いたくもなる。確かに山崎康晃のインコース低めの球は絶品だった。打ってももしかしたら詰まらされてダブルプレーだったかもしれない。三振だったから…

イメージとのギャップをいかに埋めるか~ソフトバンク内川聖一、衰えとの戦い

内川聖一の勝ち越しホームランから優勢に試合を進めたソフトバンクがDeNAを下した。前日、エース千賀で負けただけに「ムードを変えられた」と工藤公康監督も褒めた価値ある一発だった。 2018 BBM ベースボールカード FUSION GR02 内川聖一 福岡ソフトバンク…


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