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黒柴スポーツ新聞

現役記者が野球を中心に、心に残るワンシーンやプレーヤーについて綴ります。

踏まれても立ち上がらない~三浦大輔の番組で雑草魂を学ぶ

三浦大輔が出た「SWITCHインタビュー 達人達」を見た。雑草が専門の稲垣栄洋氏との対談だ。

逆境での闘い方 ~折れない心をつくるために~

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近鉄が誇る大エース、通算312勝の鈴木啓示のモットーは草魂。踏まれても踏まれても的な。しかし実際の雑草はそこが踏まれやすい場所だと分かったら、上に伸びずに横に伸びるという。
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VTRではシロツメクサの生え方が人が通る所とそうでない所とでは違うと説明していた。見た感じ、踏まれやすい所のはベタッと貼り付いた感じ。そうでない所のはふんわりした感じだった。同じ種類なのに、だ。ここが重要。

踏まれても立ち上がらないのが雑草魂だと稲垣栄洋氏は言う。踏まれながら生きるのが雑草なのだ、と。

雑草は弱い。だからこそライバルがいない場所で生きるという。そして無駄なエネルギーは使わないで環境に順応していく。結構賢い。

雑草の成功戦略―逆境を生きぬく知恵

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まっすぐ伸びる雑草はそうないそうだ。そう聞くと、ちょっとホッとする。

番組後半は三浦大輔が鍛えた宜野湾市立野球場周辺でのトーク。最初はここに来るのが嫌で嫌で仕方なかったという。三浦大輔でもそうだったんだな。

稲垣栄洋氏から三浦大輔に逆境でどう対応したかの質問が出た。プロはレベルがあまりに違う。まずは存在価値を示さないといけなかった。アピールの一つがリーゼント。なんだその頭は、切ってこい!とか言われたが三浦大輔いわく「当時はパンチパーマの人もいましたからね」。それって屋鋪要のこと?
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2段モーション習得により頭角を表すも、ルール改正で修正を余儀なくされた。稲垣栄洋氏は三浦大輔の壁の乗り越え方を「壁の向こう側を見て道を探している」と評した。2段モーション禁止、それそのものとは戦わなかった。三浦大輔いわく内心何でだとは思ったそうだが「決まったことでどう戦っていくか」なのだという。

自分が変わるしかない、とも。

そう、そうなのだ。

置かれた環境で生きていかなければならないのであれば自分が変わるしかない。ただし。できうるならばせめてちょっとでも自分らしい変身にしたいものだ。しなやかに、したたかに。雑草から学ぶことがたくさんあった。

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安藤友香、乙女走りで名古屋ウィメンズマラソン2位、初マラソンで日本歴代4位タイム~合理的かどうかは本人にしか分からない

2017年3月12日、名古屋ウィメンズマラソンが開かれた。これを書き始めた時点(27キロ過ぎ)でキルワと安藤友香(スズキ浜松AC)が激しいつばぜり合いを繰り広げていた。

 

安藤友香は腕を下げて、あまり振らずに走る。フォームについてはすでに話題になっていた。2016年4月の兵庫リレーカーニバルに出た安藤友香についてのデイリースポーツの記事では「乙女走り」と書かれていた。

www.daily.co.jp

昔のサザエさんのエンディング最終盤で一家が一軒家に向かうシーンのような上半身固定フォームだ。一般的には腕をリズミカルに振る。それが理に適っていると思うのだが何をやるにも結局どんなやり方が合理的かどうかなんて本人にしか分からない。

 

上のデイリー記事には野口みずきの豪快な腕振り、イチロー振り子打法野茂英雄トルネード投法を例に出し「己を貫いた末に実績をつくった」と書いてあった。そう、自己流は貫かないと攻撃の対象になる。特に日本は異質なものを認めないから自己流の人が失敗した場合それ見たことかと徹底的にたたく。イチロー野茂英雄も実際のところは批判の対象になりかけたが力でねじ伏せただけのだ。

 

あの大谷翔平でさえそう。二刀流は今でこそもてはやされているが特にプロ野球OB(しかもレジェンド級)はそろって否定的だった。

 

例えば野村克也。下のアサヒ芸能記事では「プロ野球ですよ。アマチュアじゃないんだから。そりゃ無理ですよ。ピッチャーだけでも大変なのに、バッターも両方なんて、とんでもない。それほどプロ野球は甘くない」と酷評している。

www.asagei.com

ただしノムさんがエライのはちゃんと謝罪したことだ。黒柴スポーツ新聞は別にノムさんを断罪するつもりもない。確かに大谷翔平は規格外でおそらく本人と栗山英樹監督以外誰もここまでの成功はイメージできなかっただろうから。

www.hochi.co.jp

 一流選手でさえこのくらいのリスクがあるのだから一般人なんてさらにハイリスク。自己流を貫いた挙句批判の対象になる可能性はものすごく高い。オレ流ならある程度とんがるか、逆に絶対に周りに迷惑をかけない覚悟が求められる。

 

話を名古屋ウィメンズに戻す。

「すごい新人が現れました!」。39キロあたりで実況の森脇淳アナウンサーも興奮を隠せない様子だった。「人生を変える一歩になると思います」と解説の高橋尚子。安藤友香は初マラソンで、いきなり2時間21分台が射程圏内になっていた。キルワはスパートが成功し優勝が濃厚。中継は安藤友香のタイムに関心が移っていた。

 

そして2時間21分36秒でゴール。安藤友香はなんと日本歴代4位の記録をたたき出してしまった。上には野口みずき渋井陽子高橋尚子しかいない。2時間22分30秒の派遣標準タイムを切ってロンドンでの世界選手権代表に内定した。

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結果が出たので当分は容認されそうな乙女走り。安藤友香は目標が東京五輪での金メダルだそうだからこのまま文字通り突っ走ってほしい。

 

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自分の間合いで打席に立つ~WBC2戦連発の筒香嘉智に学ぶ

WBC侍ジャパンが好調だ。主軸の筒香嘉智は2戦連発。まさに大黒柱だ。

オーストラリア戦の解説、原辰徳が好調の筒香嘉智の印象を聞かれて「自分の間合いで打席に立っている」というようなことを言っていた。そう、それなのだ。

野球選手じゃなくてもそれが大切。

とかく周りに振り回されがちな現代。思い通りにならないことは山ほどある。筒香嘉智だってマークされているから打ちたいコースの球なんて投げてもらえない。

じゃあ何で打てるのか。それは自分という軸がしっかりしているからだ。さすがにマークが厳しいとは言ってもストライクゾーンに投げない訳にはいかない。だから筒香嘉智はその数少ないチャンスをものにしているのだが、筒香嘉智は来た球に対して反応しているのではないと見た。あくまでも自分の間合いの中で待っているところに来た球にバットを出しているに違いない。

若手社員ほど頼まれ仕事が多くて自分のペースで仕事ができないことだろう。そつなくこなせばさらに仕事を振られる可能性すらある。

じゃあどうしたら自分のペースで過ごせるのか。

一つの手は「提案」だ。こういう仕事をしましょうと自分から持ち掛けてみる。

普通はその案さえよければ「やってみろ」となる。自分で提案したのだからモチベーションが違う。これが結構大切だ。

逆に頼まれ仕事だとどうだろう。決して難しくない仕事ではあるけれどバッターで言えば振らされ感が半端ない。頼まれ仕事は往々にして不意討ちだ。焦ってバットを出して凡打に倒れるのは容易に想像がつく。

本当はバッターボックス=ポストを自分で作っちゃうくらいの力があればよいのだが、そんな人はそうそういない。だからこそ、どうせ忙しいならせめて筒香嘉智のようにどっしりと構えて自分の間合いで思いっきりバットを振りたい。その方がたとえ空振りでも納得いくのだから。

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WBC松田宣浩の3ランが幻のホームランキャッチの観客と侍ジャパンを救う

WBC

WBCが開幕した。日本の初戦、試合に見入っていてきょうは記事を書く時間がなさそうと思ったらとんでもない出来事が! 山田哲人のホームランが取り消しになってしまった。

 

WBCは本当にいろんなことが起きる。第1回大会の犠牲フライ取り消しを思い出してしまった。山田哲人の打球は観客がグラブを出していなかったらそのままスタンドインしていたように見えたがいかがだろうか?

www.hochi.co.jp

ただし第1回の誤審と決定的に違うことがある。当事者が日本人という点だ。誤審を犯したのはアメリカの審判、デービッドソン(このほど引退)。日本中から恨まれたけれど痛くも痒くもない。しかし今回山田哲人の打球を捕ってしまった人(捕ること自体はすごいけれど)はすでにスタンドで針のむしろになっただろうし、SNSの普及著しい現在においては拡散必至だ。 

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その後坂本勇人のタイムリーが出て、いまこれを書いている午後9時現在で侍ジャパンが2点リードしているから「まあ、まあ、いいじゃない」くらいで収まっているが仮にも逆転負けを喫してしまった場合、あの人の立場が危うくなってしまう。そうならないためにも侍ジャパンを応援せねばならない。

だから僕は、笑顔になれる

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WBCは監督が抗議してはいけないのだろうか。小久保裕紀監督は出て行かなかった。あれが上田利治監督だったら1時間19分は抗議しているだろう。

知将 上田利治

知将 上田利治

 

 

このギャグを思いついた瞬間に松田宣浩がレフトにホームランを放って一気に6-1に。またまた「事件現場」のレフトに飛んで行ったので爆笑してしまった。最前列の観客の人は今後、スタンドインぎりぎりの打球を捕るのは我慢してください! まあそれも含めてプロ野球なのだろうけれど。ホームランボールを捕ってしまった観客さんには松田宣浩の1発に感謝してもらってソフトバンクファンになってもらおう。皆さんもこの方に対してはぜひ寛大な対応を…

松田宣浩メッセージBOOK-マッチアップ-

松田宣浩メッセージBOOK-マッチアップ-

 

 

上田利治監督の名前を出していたら事件当事者の一人、山田哲人がまたレフトポール際にきわどい大飛球を放った。上田監督だったら1時間19分は抗議しているに違いない。こんな話をしていたらまた後藤正治氏の「孤高の戦い人」読みたくなる。

人物ノンフィクション〈3〉孤高の戦い人―後藤正治ノンフィクション集 (岩波現代文庫)

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そして黒柴スポーツ新聞編集局長は謝罪する。今回の侍ジャパン、過去最も打てないと思っておりました。ごめんなさい。こんなに打つとは思ってなかった。キューバは守備が堅かったのでそれがなければもっと大量得点だった。とりあえず期待の青木宣親が攻守に活躍しているのでそれはうれしい。青木宣親を先頭に侍ジャパンにはこのまま突っ走ってもらおう。

 

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WBCで青木宣親はいかにリーダーシップをとるのか~連勝よりも大事な試合で勝つことが重要

購読している新聞に青木宣親のインタビュー記事が出ていた。開幕を控えたWBC特集だ。侍ジャパンの中で黒柴スポーツ新聞編集局長が最も注目している選手が青木宣親なのだ。

 

侍ジャパンに合流する唯一のメジャーリーガーであるから、という理由ではない。イチローほどではないにせよ、一人で戦ってきたイメージがある青木宣親が今回の侍ジャパン最年長となってどんな立ち居振る舞いをするのか、に興味があるのだ。

 

青木宣親は宮崎県出身で早稲田大OB。2年目の2005年にシーズン202安打を放って大ブレークし首位打者に輝いた。1年目がわずか3安打なのだから大化けもいいところだ。

 

当然のごとく次代のスワローズを背負って立つ男という位置づけになり、チームのスターの証拠である背番号1も受け継いだ。ヤクルトが上手に背番号1を使って選手をブランド化していることは以下の記事で触れた。

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青木宣親から背番号1を引き継いだ山田哲人も順調にスター街道を歩んでいるが侍ジャパンではまだまだ主軸になりえていない。そして日本中が感じているように今回のWBCに参戦する侍ジャパンは過去最も打てないチームのようだ。上げ潮ムードが感じられない今こそ、最年長の青木宣親がどうチームをまとめるかに興味が尽きない。

 

で、インタビュー記事で青木宣親が何と言っていたか。

印象に残ったことを三つ書きだしてみた。

1【ずっと連勝していて大事な試合で負けるより、大事な試合で勝つことが重要】

まさに長嶋茂雄監督とは対照的な考えだ。もちろんシーズンを通しての戦いとリーグ戦を経てトーナメントで戦う大会の違いはある。だがミスターはすべて勝ちに行く。それが長嶋茂雄の流儀なのだが世の中的には青木宣親的な思考の方が間違いはない。思えば初代王者に輝いた第1回WBCでも犠牲フライで勝ち越したはずが誤審になってサヨナラ負けを喫したり、韓国には1次リーグも2次リーグも負けたりと「全勝優勝」ではなかった。ここぞという時に打ったり抑えたりして優勝したのだ。青木宣親は別に手抜きをしろと言っているわけではなくここぞという時に力を出すことが大事だと言っている。

 

2【今までの自分を見て(代表に)選んでくれているのだから、今まで通りの自分を出した方がいい】

サラリーマン的にも意識しておきたい言葉だ。例えば社内の改革チームに選ばれたとしよう。その時真面目な人や頑張り屋の人ほど、ちょっとでも結果を残そうとしてしまいがちだ。でもそんなことをする必要はない。その人が期待されているからこそメンバーに入ったわけですでに能力なり人柄なりが評価されているのだ。それをそのまま出せばきっと成果につながる。侍ジャパンでも中継ぎが期待されている人は中継ぎで、先発で試合をつくることが期待されている人はそれに沿う投球をすればいいのだ。青木宣親は、たとえビッグゲームであろうとしびれる試合を経験してきた選手ならジャパンの試合でもぶれずにプレーできるはずだと言っている。

 

3【野球に限らず、スポーツはやってみなければ分からない】

そう、まさにそうなのだ。そして人生も同じ。もちろん生まれながらにして恵まれている人とそうでない人がいるので最初からすべて平等とは言わない。だが最終的に誰が幸せになるかは分からないものだ。過去のWBCではさまざまな名場面が生まれた。上記の誤審もそうだし、福留孝介の起死回生のホームラン、川崎宗則の「神の手」ホームイン、イチローイム・チャンヨンから放った勝ち越しタイムリーなどなど紙一重の勝負の多かったこと。対戦相手がアメリカだとかドミニカだとかキューバだとかと、名前で勝負してはいけない。やってみなければ分からないのだ。 練習試合を見る限り侍ジャパンは不安いっぱいだが心配は取り越し苦労だったなと思わせるくらいの試合展開で早くファンを安心させてほしいものだ。青木宣親のリーダーシップに期待しておこう。

 

青木宣親の関連記事はこちら。侍ジャパンでの活躍次第では2000安打達成時の盛り上がりが違ってくることだろう。

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球団職員になりたいと思ったことはありませんか?~読売巨人軍が2018年度新入職員募集

野球好きなら一度や二度、思ったことがあるだろう。「あーあ、球団職員になれないかな」。黒柴スポーツ新聞編集局長もそのクチだ。だが実際になれる人はそんなに多くはない。募集自体頻繁には見ない。が、久々に見つけた。

www.giants.jp

ジャイアンツである。2017年3月1日から応募スタート。期間は4月12日までで郵送分は4月14日必着だ。夢を追いたい人はぜひチャレンジを。

 

野球が好きな人イコール野球が見たい人だろう。だから実は球団職員になると試合なんか見ていられないのかもしれない。見る人が楽しめる場づくりが本業になるだろうから。ある意味アイドルが好きでコンサートの警備員になったものの実際はお客さんの方を向いているからアイドルが見られない的なポジションというイメージを持っているのだが本当のところはどうなんだろうか。

DeNAも職員を募集していた記憶があった。探してみたら2017年度新卒採用は締め切られていた(まあ時期的に当たり前だが)。2018年度についての募集は見当たらなかった。

www.baystars.co.jp

そう、このようにある年度に募集したとしても次の年にやるとは限らない。だから本当に行きたい人はチャンスを逃してはいけないのだ。

それぞれのサイトを見ていただければ分かるがただ野球が好きというだけでは仕事をこなせなそうな雰囲気。グラウンドから遠い所の仕事もいっぱいありそうだ。

一方で野球なりそのチームが好きだからこそできる職務もあるだろう。黒柴スポーツ新聞編集局長は巨人とソフトバンクを応援しているが今、もしどこでも球団職員になれるよと言われたらDeNAに興味津々。横浜という街と一体化する形でブランドが着々と作られているイメージだからだ。

その一つが座席の「横浜ブルー」化。すでに色が付いている部分もあるが横浜ブルーの割合を増やすという。

full-count.jp

2016年の日本シリーズが分かりやすいが日本ハムの選手もビビるほどマツダスタジアムは赤く染まった。威嚇である。甲子園はハンパないホーム感が有名だがカープファンも負けてはいない。甲子園ですらだいぶ赤い割合が増えた気がする。

DeNAは2016年初めてCSにも出場したし筒香嘉智や今永昇太ら楽しみな選手がいる。いろんな意味で今流れが来ている。きっと新しいことにチャレンジしようという「気」に満ちているのだ。だから今選ぶならDeNAなのだ。

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きっと上記の座席の横浜ブルー化も球団職員がアイデアを形にしたものだろう。何やかんやでチームの側面支援、そして裏方としてのサポートが球団職員の仕事。やりがいという賃金以外の報酬は、まさにやった人にしか分からない手ごたえ。黒柴スポーツ新聞編集局長はそういう「やりがい」を感じられそうだなという意味で球団職員という仕事をいいな、素敵だなと思っている。

なお、球団職員は、球団運営とはそんなにスマートなもんじゃないよと言われそうなことも承知している。こんな本もあったからだ。坂井保之著「波瀾興亡の球譜ー失われたライオンズ史を求めて」。

 西鉄ライオンズから太平洋クラブになるあたりを書いているから余計に大変そうに見える点はある。たぶんこの本を読んで球団職員になりたい人は少ない。お金の工面とか球場がある自治体との折衝とか、いかにも大変そうなのだ。プロ野球が「興行」であることがよく分かる。

こんな本もある。足木敏郎著「ドラゴンズ裏方人生57年」。

ドラゴンズ裏方人生57年

ドラゴンズ裏方人生57年

 

 元選手であり、トレーナー、広報、マネージャー、通訳などいろいろと経験された足木敏郎氏。球団内部にいたからこその情報量。57年というキャリアには脱帽するばかりだ。作新学院のエースから中日の投手になった加藤斌についても、亡くなった交通事故などを振り返っている。球団職員はこういうつらい瞬間にも立ち会わなければならない。

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リーグ優勝や日本一を成し遂げたチームだけに許される胴上げ。以前よりは裏方さんが混じる率は高まったとはいえ本当の裏方さんはそこにいない。2017年シーズンはどのチームが優勝するか分からないが優勝した瞬間はそのチームの球団職員さんの気持ちをちょっと想像してみたい。

 

 

 

キプサング優勝!東京マラソンで出た2時間3分台がもたらしたものとは

東京マラソンで2時間3分台が出た。国内マラソンで初。キプサング(ケニア)が2時間3分58秒で優勝した。高速設定のペースメーカーや平坦なコースなど世界記録更新へ好条件が揃ったが本人いわく風の影響もあったようで新記録はならなかった。

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日本人トップは井上大仁が2時間8分22秒で8位。初マラソンの設楽悠太は38キロあたりまで日本人トップの快走を見せ日本最高記録も狙えたが力尽きて11位だった。だが初マラソンで高速レースに挑んだ姿勢は立派。レース後本人も「勝負にいった」と話していた。終盤、経験のないきつさを感じたそうだがまだまだ伸びしろがありそうだ。

コースはアップダウンも少ないし手厚いペースメーカーに囲まれて走るキプサングに違和感もあったがキプサングはこれまでに3回も2時間3分台を記録していると知った。地力があるのだ。そういう人にはこういう手厚いサポート態勢はアリだと思う。なので世界新を応援したのだが惜しくもならなかった。

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それでも日本国内のレースで初の2時間3分台。これが高速レースだと日本のマラソンファンに知らしめたことは大きい。TOKYOで2時間3分台が出た、ということは世界的に話題になると解説の高橋尚子も話していた。東京マラソンにとっても大きな出来事だった。

 

かつてオリンピックや世界陸上でメダルを取った日本マラソン界は高速化する世界の流れに置いてけぼりをくらっているように見える。だから今回もキプサング仕様のペースメーカー登場は日本選手に関係ないなと見ていた。だが結果的に設楽悠太の果敢な好走を引き出したし、それを終盤逆転した井上大仁の2時間8分台前半の好タイムにもつながった。

 2017年8月には世界選手権が控えており日本代表選考もあるのだが今回の東京マラソンでは自動的に内定が出る2時間6分台が出なかったため日本人トップの井上大仁、日本人2位の山本浩之、3位の設楽悠太は「候補」となった。

山本浩之のタイムは2時間9分10秒。これは先に行われた福岡国際3位の川内優輝の2時間9分11秒とわずか1秒差。川内優輝は優勝したツェガエに迫ったり元世界記録保持者のマカウと勝負ができていたためタイムには見えない印象も残っている。今回の東京マラソンで日本勢が頑張ったことで今後の代表選考が混戦になった。川内優輝の反応がとても楽しみだ。

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そして東京マラソンにとっても箔が付いた。巨大な市民マラソン的な要素に加え世界屈指の高速レースが楽しめることが証明されたのだ。これまでの記録は2014年ディクソン・チュンバの2時間5分42秒。コースが変わったとはいえ、それが一気に2時間3分58秒になったのだ。来年以降さらにハイレベルのランナーが集うことも見込める。

それによって日本選手のレベルが上がればなおよい。市民ランナーだって自分が出た大会が世界最高峰のレースであれば鼻が高いに決まっている(黒柴スポーツ新聞編集局長はランナーではないが)。

最初はキプサングがえこひいきされているように見えてしまったがキプサングはとても向上心がありいつも「出るからには自己新狙い」という人だと中継でも紹介されていた。やるからには自己ベスト。素晴らしい。そういう気持ちが好結果の原動力だ。書くからには自己ベスト。黒柴スポーツ新聞編集局長もどれだけ面白い記事が書けるか、毎回チャレンジしてみよう。

 

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